抜け毛症とは、異常な脱毛のことを言います。人には、毎日50本前後の抜け毛があるとされていますが、抜け毛症の場合には、100本以上の抜け毛が見られます。また、抜け毛の毛根や毛幹などが、細くなっていたり汚れていたりと、健康な人の髪の毛と比べると明らかに違う部分が見つかります。そのような抜け毛は異常なものであり、放っておけば必ずハゲてしまいます。月日が経過すれば髪の毛の状態も修復されると、抜け毛を甘くみてはいけません。抜け毛症に気づいた段階で適切な対応をしていきましょう。
抜け毛症の原因は様々です。中でも、加齢による老化やホルモンバランスの変化、頭皮や毛穴の状態や髪の毛に供給される栄養の状態、精神的なストレスの有無などが代表的な抜け毛症の原因です。加齢によるものや女性に多い抜け毛症として、びまん性抜け毛症というものがあります。これは全体的に髪の毛の太さが細くなり、薄毛になってしまうものです。加齢に伴う女性ホルモンの変化などが原因だったり、栄養不足、髪や頭皮のダメージによるものが原因になります。
男性に多い男性型抜け毛症というものもあります。これは額からハゲていく場合と頭頂部がハゲてしまう場合とふたつあります。この抜け毛症は遺伝説が強いのですが、ストレスや頭皮の清潔度合いにも関係しているようです。遺伝だから仕方がないと諦めてしまう人が多いようですが、生活を見直すことで予防・改善されることもあるようなので、試してみるのもいいかもしれません。よく聞く抜け毛症の中には、円形脱毛症・円形抜け毛症などもあります。これは主にストレスが原因になって起こるもので、一回なると繰り返しやすいという特徴があります。それは、性格が関係しているためであり、根本的に直したい場合には、カウンセリングなどを受けたりして精神面・考え方などを見直していく必要があります。
自分が抜け毛症だとよく「白血病なのでは!?」と大騒ぎする人がいます。「白血病=抜け毛」というイメージがあるからだと思いますが、これは全くの誤解です。白血病にかかっている人の中で、その病気が原因で脱毛症を起こす人は100%存在しません。では何故そのようなイメージが固定されてしまったのでしょうか。
それは、テレビなどで見る白血病患者が、決まって頭に帽子をかぶっていることがひとつの理由だと思います。あの映像を見て、白血病になると髪が抜けてしまうと思い込んでしまっているのだと思います。本当はどうなのでしょうか?実際、白血病患者に抜け毛症が現れるのは、治療後のことになります。それは、強い作用の抗がん剤を投与することにより、髪の毛の細胞までも破壊されてしまうからです。そのため、抗がん剤投与後しばらくするとごっそり髪の毛が抜けていきます。その抜け方は半端ではないため、短期間でツルツルの頭になってしまいますが、月日が経てば元通りに自然と髪が生えてきます。白血病の人が抜け毛症になるのは、治療の副作用によるものなのです。
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